ご案内

迷宮クロスブラッド応援バナー
XTH最新作『迷宮クロスブラッド』を全力で支援。体験版もあるよ。

benri-navi by myhurt

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読書感想文『ラッシュライフ』

大分前に読み終わったのにすっかり忘れてた。
これ以上忘れる前に感想書いておこう。

そんなわけで伊坂幸太郎著『ラッシュライフ』の感想です。

紹介文に「騙し絵のような…」って書いてあったから、自然と時系列の組み合わせは警戒してたけど、
それでも終盤の、全体像が明らかになっていく様には爽快感を覚えたね。

大まかに整理するならば、
河原崎→黒澤→京子→豊田 か。
もう一つ戸田の物語があるが、こちらはメインではなく補助的なものと認識してます。
この5つが、バラバラの物語に見えて、微妙に繋がってたりするのが面白い。
それぞれ他の人の物語に絡んでたり、別の物語での出来事に登場人物が影響を受けたり。
クロスオーバーっていうんですか、こういうのは。一つの作品内でもクロスオーバーしてます。

4つの物語の中では豊田が一番好きだな。
始めは豊田の姿に自分の駄目な部分を重ねてしまって感情移入していたよ。
その彼が犬を手に入れ、拳銃を手に入れ、郵便局で強盗を働き、DQNを蹴散らし…
少しずつ変わっていくんだよね。
豊田の無職である状況は何一つ変わってないし、別れた妻が戻ってくるわけでもない。
けれども戸田の誘いを振り切って犬を選んだ豊田からは誇りすら感じるよ。
結局のところ、自分の心持ち一つで人生の価値ってのが変わっていくんだろうな。
豊潤な人生を歩むには自信が不可欠だ。
豊田はすごいなあ。大金よりも犬を選んだ。ぼくにはとてもできない。
豊田はすごいなあ。就職よりも犬を選んだ。ぼくにはとてもできない。
…いや馬鹿にしてるわけじゃないぞ!

黒澤の「誰もが人生の初心者だ」って台詞は、この小説で一番心に残っているかもしれない。
豊田の物語と合わせて、どん底から這い上がる勇気を与えられた気がします。
なんという良小説。

ラッシュライフは映画化もされているけど、出来の方はどうなんでしょうね。
学生の作品だから完成度は低そうだけど、伊坂の持ち味を120%引き出した上で自分達の持ち味を出せるかの方が重要か。
いや一番大事なのは面白いかどうか、だけどさ。
気にはなるけどDVDとか出ないことには…DVD出るのかどうかすら謎だが。



スポンサーサイト

読書感想文。

大分前のことだけど、伊坂幸太郎著『オーデュボンの祈り』を読み終えたよ。

なんつーか不思議な話だよね。この雰囲気がすごい好き。

ほとんど日常と同じなんだけど、荻島独自のルールみたいなものがあったり、島の人たちがどこかズレてたりと、奇妙な感じを演出してくれています。
特に異質なのが、しゃべる案山子だとか、嘘しか言わない画家だとか、人を殺しても咎められない男だとか。
この「閉鎖的空間で独特な生活をする奇妙な人々」って図式が、なんだかTRICKを彷彿とさせます。
読みながら、あの監督がこれを実写化したら面白そうだなあ、なんて想像してましたよ。

さらに度々出てくるキーワード。
「この島に足りないものを外から来た誰かが持ってくる」みたいなの。これも物語のアクセントになっている。
こういう問いかけをされてしまうと、つい考えちゃうよね。「この島には何が足りないんだろう」って。
最終的にこの「足りないもの」は何かしっかり明かされるわけだが、そうだな変に精神論的なものじゃなくてよかったよ。
このあっさりした感じが実に伊坂っぽかった。

案山子が殺された事件の後、村人は案山子の言いつけを忠実に守っていくわけだが、これがパズルのように組み合わさって1つの事件を起こしていく様子が実に面白い。
でも優午が殺されたこととはまた別の事件だったりする。
優午はリョコウバトを守りたかったんだね。そして曽根川を殺した犯人を分からなくするよう、口封じのためにあえて自分を…という解釈でよかったんだったかな。
「疲れたのかもしれない」とか「人間に復讐したかった」とかも言ってたけど。

そしてラストは城山ざまあwwwwこれがメシウマwwww

他にもいろいろ見所が多い作品でした。
今まで読んできた伊坂作品の中で、グラスホッパーに次いで2番目に好きな話です。

そういえば重力ピエロまでもうすぐだなあ。多分来月のファーストデイに見に行くと思うけど、今から楽しみだ。
期待しすぎてガッカリ、なんてことはないようにほどほどに楽しみにしていよう。



雑記

近所に金剛番長5巻がなかったので、電車で2駅くらいのちょっと大きめのショッピングモールまで行ってきたんですよ、今日は。
自転車で40分くらい。久々にいい運動になったと思います。

まあ番長はさっき書いたとおり無事買えたわけですが、本屋に寄ったついでに普段電車で移動中に読む小説でも見繕ってみようと文庫本コーナーをうろついてました。
先日重力ピエロを読み終わったので、次はラッシュライフでも、と思ってたけど、伊坂幸太郎のとこにはオーデュボンの祈りだけしかありませんでした。とりあえず本屋ではこれと番長の2冊を買いました。
次に寄ったブックオフでラッシュライフと、ついでに森博嗣のナ・バ・テアを購入。
ナ・バ・テアも前から探してたんだけどなかなか見つからなかったんだよなあ。
読むのが遅いので小説を3冊も一気に読む、なんてことはしないんだけど、読みたかった本が手元にあると幸せな気持ちになれるNE!

そうそう、オーデュボンの帯に「重力ピエロ映画化!」って写真付きで紹介されてました。
映画になることは知ってたけど画像を見るのは初めてでした。
で、見た第一印象が「春がイケメンじゃない…だと…?」と。実際そんなこともないんだろうけど。
三次元のかっこいいとかかっこよくないとかよく分かりません。

重力ピエロの公式をさらっと見た感じ、若干設定が変わってるみたいですね。和泉は会社員から研究生になってるみたいだし。
あと予告編で「24年前の事件が…」って言ってたけど、それは多分あいつのレイプ事件のことだよね。
これ小説では主人公が最後まで気づかなかったことなので、その辺も変えてくるんだろうな。
なんやかんやで今から楽しみではあります。

自分はサンデーで連載中の魔王の影響で伊坂幸太郎の小説に興味を持ち幾つか読んできましたが、重力ピエロもそのうちの一冊です。
重力ピエロを読んだ感想ですが、とにかく読みづらいな、という印象が強かったです。
突然回想が入ったりして時系列的な混乱が。
過去のエピソードが頻繁に挿入されるので、現在何をしてるのかをたまに忘れます。
そんなわけで面白かったとかつまらなかったとか以前に「読みづらい」という感想がまず出てきてしまうのですが。

それでも最後まで読んで、兄弟二人の父親の「お前は俺に似て、嘘が下手だ」って台詞とか、あの辺のくだりで泣きそうになりましたよ。電車の中で。
間違いなく変な人だったろうな俺。
終わりよければ、じゃないけど、読み終わってから余韻に浸ってるうちに、「ああ、いい作品だったな」と思えるようになりました。

映画にも多くは期待しませんが、見終わってから「いい映画だったな」と思えるような出来であってほしいものです。
まあ基本的には家族の話なので普通にイイハナシダナー状態にはなるでしょうけど。
プロフィール

oisu-

Author:oisu-
趣味はゲームと深夜アニメ実況。
絵を描いたりFlashゲーを作ったりもするけど、一つのことにのめり込むと他のことがおざなりになるので結局あまり成果が出ない。その上根気が続かないのですぐ飽きる人。

pixivb

FC2カウンター
検索フォーム
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
円卓の生徒
円卓の生徒応援バナー

XBOX360用ダンジョンRPG『円卓の生徒』を全力で支援中!
Twitter

Twitter Updates

    follow me on Twitter
    広告
    円卓の生徒応援バナー


    ここからアフィ注意
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。