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読書感想文。

大分前のことだけど、伊坂幸太郎著『オーデュボンの祈り』を読み終えたよ。

なんつーか不思議な話だよね。この雰囲気がすごい好き。

ほとんど日常と同じなんだけど、荻島独自のルールみたいなものがあったり、島の人たちがどこかズレてたりと、奇妙な感じを演出してくれています。
特に異質なのが、しゃべる案山子だとか、嘘しか言わない画家だとか、人を殺しても咎められない男だとか。
この「閉鎖的空間で独特な生活をする奇妙な人々」って図式が、なんだかTRICKを彷彿とさせます。
読みながら、あの監督がこれを実写化したら面白そうだなあ、なんて想像してましたよ。

さらに度々出てくるキーワード。
「この島に足りないものを外から来た誰かが持ってくる」みたいなの。これも物語のアクセントになっている。
こういう問いかけをされてしまうと、つい考えちゃうよね。「この島には何が足りないんだろう」って。
最終的にこの「足りないもの」は何かしっかり明かされるわけだが、そうだな変に精神論的なものじゃなくてよかったよ。
このあっさりした感じが実に伊坂っぽかった。

案山子が殺された事件の後、村人は案山子の言いつけを忠実に守っていくわけだが、これがパズルのように組み合わさって1つの事件を起こしていく様子が実に面白い。
でも優午が殺されたこととはまた別の事件だったりする。
優午はリョコウバトを守りたかったんだね。そして曽根川を殺した犯人を分からなくするよう、口封じのためにあえて自分を…という解釈でよかったんだったかな。
「疲れたのかもしれない」とか「人間に復讐したかった」とかも言ってたけど。

そしてラストは城山ざまあwwwwこれがメシウマwwww

他にもいろいろ見所が多い作品でした。
今まで読んできた伊坂作品の中で、グラスホッパーに次いで2番目に好きな話です。

そういえば重力ピエロまでもうすぐだなあ。多分来月のファーストデイに見に行くと思うけど、今から楽しみだ。
期待しすぎてガッカリ、なんてことはないようにほどほどに楽しみにしていよう。



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趣味はゲームと深夜アニメ実況。
絵を描いたりFlashゲーを作ったりもするけど、一つのことにのめり込むと他のことがおざなりになるので結局あまり成果が出ない。その上根気が続かないのですぐ飽きる人。

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