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映画感想:20世紀少年―最終章―ぼくらの旗

映画の日だったので観てきました。
1部、2部と観てきたので最後まで付き合ってやろうという魂胆です。
せっかくの映画の日だったのでもう一本くらい別のものも見たかったけど、徹夜明けで行ったせいでもう体力というか目が限界だった。残念。
そんなわけで感想を書いていきたいけど、ものがものだけにネタバレ全開になるので追記に書きます。


・20世紀少年 ―最終章― ぼくらの旗

1部2部のときは原作を読んでなかったけど、実は最近原作を最後まで(21世紀少年含む)一気読みしたので、今回は予備知識がある。しかもわりと新鮮。
1部2部とも、ものすごい勢いで原作のダイジェストだということが分かったが、3部もやはりダイジェストだった。
だがエピソードは大幅に削られ、幾つか原作との違いも見受けられる。それは後述。

今回は3部作の完結編だけあって、最後に向けて盛り上げていく感じ。
正直そこまでの盛り上がりでもなかったけど、2部のぐだぐだ続く感じよりはマシ。
まあ3部は3部で今ひとつ抑揚に欠ける気はするが。
映画としての出来でいうなら1部>>3部>>>>>2部ってところかなあ。

そんな3部の一番のキモは、何といっても「で、ともだちは結局誰なのよ」という話。
wikipediaにも書いてあるので出し惜しみしないで言うと、ともだちはカツマタ君。
原作と違うラスト、という話は聞いていたが、原作でもともだちはカツマタ君。
では何が違うのかというと、その立ち位置が異なる。

原作ではフクベエの死亡後に整形して入れ替わるってことになっていたけど、映画ではフクベエは小学校時代に既に死んでいた。
誰もがフクベエだと思っていたあいつが、実はカツマタ君だったってわけだ。

…ま、だからなんだって話だけど。結局カツマタ君なんて「フナの解剖の前日に死んだ」くらいの情報しか出てなかった人物だからな。
だからこう、「まさか意外なあいつがともだちだった!」的なカタルシスというか爽快感的なものが今ひとつ薄い。
こういう改変をすることで、どういった矛盾が生じてくるのかもよく分からないし、「まあこういうもんだろう」くらいの感想しか出てこない。

ただ、カツマタ君に関して映画の最後に補足がある。
最後、原作同様ケンヂがともだちランドのアトラクションの過去世界に行くわけだが、そこで万引きのことや中学時代のケンヂとの再会が描かれている。
それなりにいい話だった。もしこういう過去があったなら、「ともだち」なんてものは生まれてこなかったんだろう。
…ただ、いい話的にまとめたところで、これ仮想現実の世界だからな。どんなにすげえ技術でプログラミングされてたとしても。
だからいい話っぽく思えても実はそんなにいい話でもないわけだ…。もし仮に、ああすることがアトラクションのゲームクリア条件というかベストエンディングだったとしても。
むしろ切ねえな。

そんな感じで結末は原作と異なるわけだが、他にももちろん原作との違いがいっぱいある。
全部挙げるのは面倒なので印象深いとこだけかいつまんで。

・ヨシツネに関して。
ともだちの仲間かもしれない的な描写があったり、ロボットに乗ってたり、いろいろとともだち側に偏っている。
だから地球防衛軍を説き伏せるのがヨシツネじゃなくてユキジに変更されてる。
カンナと和解するシーンもなかったなそういえば。
小学生時代、最後まで旗を降ろさなかったかっこいいエピソードがないのが残念。
その代わり、ケンヂ側で唯一ともだちの痛みを知ることができた、なんていう、人柄の良さを漂わせるエピソードがある。
彼についての改変が一番印象的だった。

・漫画家の出番が冒頭だけ。偽造パスを書いたのはウジコウジオ。
・その関所の城の中にいるのが万丈目。キリコの恋人を殺したのも万丈目。唐突に現れてともだちを殺すのも万丈目。
・オッチョがUFOを打ち落とすのに使ったのはロボではなくロケットランチャー的なもの。
・オッチョが煙でもう一機のUFOを見失っているときに13番がUFOにKAMIKAZEするのは原作と一緒だが、その瓦礫で友達が死ぬわけでもない。
・蝶野は関所から合流。特に捕まるわけでもない。死にかけでもない山さんを逮捕して出番終了。伝説にはなれなかった。
・高須が弱い。
・音楽祭でケンヂがグーダラスーダラを普通に歌う。
・ルチアーノ神父とかローマ法王とかの話は全部カット。
・響子はただいるだけ。特にボーリングをするでもなし。だいたい何か食ってる。
・神様も何もしない。宇宙にも行かない。

とりあえずぱっと思いつく限りこんなもんか。
3部作通していえることだが、2時間半くらいにまとまるよう、話をカットして合成して改変して、なんとかダイジェストにできました、って感じでした。
だから、やっぱり原作超えなんてものは期待できるわけもない。
総じていえば駄作。
まあ原作もガッカリで有名だから、どっちもどっちってところだろうか?
個人的に原作はガッカリっていうより「…で?」って感じだったが。エピソード単位で見れば幾つか感動的な話もあったんだけどな。
ただラストを原作より爽やかめにしたあたりは評価してもいいんじゃなかろうか。
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