暗黒次元のハイド
Steins;GateドラマCD第三弾「暗黒次元のハイド」を聞いたので感想でも。
ネタバレ注意。
全体的に雑、という難点があります。
特に「どういう経緯でこの世界線に迷い込み、どういうDメールを送って脱出したのか」が分からないままというのがモヤモヤしますね。
まあ2000年クラッシュの裏にはSERNが関与しているようなので、そのあたりがヒントとなるんでしょうか。
が、この作品の雰囲気は3部作の中で一番好きかもしれません。
設定が設定だけにハードな内容で緊張感があります。
これまでのドラマCD2つと違って、今回は完全なパラレルワールドです。
時系列的には、ルカ子のDメールをキャンセルした後の話らしいです。
9章までは進んでいないので、萌郁のFBに対する依存のことやFBの正体については知らない、ということです。
FBの正体はクレジットや電話での声で思いっきりネタバレされてますが、ドラマCDを聞くような人はゲームもクリア済だろうから問題ないでしょう。
萌郁の語りで始まるけど、後藤(弱)さんの、しかも萌郁のキャラでの語りなので、聞いてるとなんだか気分が不安定な気持ちになりますが、すぐ慣れるでしょう。
少しずつ明かされる、この世界線でのオカリンの立ち位置。
見知ったキャラ達だけど、少しずつ何かが違う。
呼び方が違ったり、態度が違ったり、嗜好が違ったり。
これまでの世界線と「明らかに違う」という不安感を煽ります。
特にまゆりが大変なことになってるようです。
2000年問題の影響で親と死別し、オカリンとも離れ離れになり。
オカリンと再開したときには何かの病気で入院中。
副作用で髪の毛が…と聞くと癌を思い出します。白血病とかもそうだったか。具体的には分かりません。
この世界線でのまゆりはクリスマスまでの命。こんな世界線とはオサラバしなければなりません。
そのためには当然Dメールを使う必要があるわけだが、ラボメンはみんな敵。
だいたいこんなあらすじですね。
基本的にはオカリンの視点なんだけど、萌郁の独白も多いので萌郁の物語でもあります。
9章とはまた別の萌郁ルート、といったところでしょうか。
この二人の絡みは本編では限定的なものだったので、こういう風に絡むととても新鮮ですね。
オカリンに命を救われた萌郁は、今度はFBとオカリンに依存しているようです。
今のオカリンが今までのオカリンとは別人だと知っても、オカリンのために世界線を変える手伝いをすることを決意します。
この決意は、オカリンが本編でさんざん悩んできたことと同じ性質のものでしょうね。
ゲーム本編でのオカリンの葛藤を思うと、萌郁も相当悩んだだろうことは想像に難くありません。
このドラマCDのテーマの一つがその辺にあるのかも。
そのエンディングは、本編にはなかった萌郁ENDと言っても差し支えないでしょう。
これも一つのグッドエンドかもしれません。この直後にまゆりが死んだりするのかもしれないけど。
今回は聞き所が多すぎて一つ一つ書いていくとキリがなさそうなのでこんなもんで。
ドラマの中で萌郁が「本質は変わらない」的なことを言ってたけど、
もしかしたらこの世界線でのオカリンがラウンダーになった、あるいはラウンダーを続けているのは、
まゆりの治療費を払うためだったのかもしれませんね。
そういえば、ふと「もし世界線が変わる前にオカリンが死んで、直後に世界線が変わってオカリンが復活したら、オカリン主観でその記憶はどうなるの?」なんて疑問が沸いたりもしました。
世界線が変われば当然オカリンは生きてるわけで、でもオカリンだけはリーディング・シュタイナーを持ってるわけで。
臨死体験とか…いや、普通に死んでた間の記憶がないとかそんなオチだろうか。脳組織の壊死の状態にもよるのか?
世界線改変後に突然廃人になるかもしれません。怖いですね~恐ろしいですね~。
最後に、発端がルカ子のメールなためか、ルカ子の出番がそれなりにあります。
画伯の演技もなかなか良い、下手したらゲーム本編よりも良いので、ルカ子ファンにもオススメです。
ネタバレ注意。
全体的に雑、という難点があります。
特に「どういう経緯でこの世界線に迷い込み、どういうDメールを送って脱出したのか」が分からないままというのがモヤモヤしますね。
まあ2000年クラッシュの裏にはSERNが関与しているようなので、そのあたりがヒントとなるんでしょうか。
が、この作品の雰囲気は3部作の中で一番好きかもしれません。
設定が設定だけにハードな内容で緊張感があります。
これまでのドラマCD2つと違って、今回は完全なパラレルワールドです。
時系列的には、ルカ子のDメールをキャンセルした後の話らしいです。
9章までは進んでいないので、萌郁のFBに対する依存のことやFBの正体については知らない、ということです。
FBの正体はクレジットや電話での声で思いっきりネタバレされてますが、ドラマCDを聞くような人はゲームもクリア済だろうから問題ないでしょう。
萌郁の語りで始まるけど、後藤(弱)さんの、しかも萌郁のキャラでの語りなので、聞いてるとなんだか気分が不安定な気持ちになりますが、すぐ慣れるでしょう。
少しずつ明かされる、この世界線でのオカリンの立ち位置。
見知ったキャラ達だけど、少しずつ何かが違う。
呼び方が違ったり、態度が違ったり、嗜好が違ったり。
これまでの世界線と「明らかに違う」という不安感を煽ります。
特にまゆりが大変なことになってるようです。
2000年問題の影響で親と死別し、オカリンとも離れ離れになり。
オカリンと再開したときには何かの病気で入院中。
副作用で髪の毛が…と聞くと癌を思い出します。白血病とかもそうだったか。具体的には分かりません。
この世界線でのまゆりはクリスマスまでの命。こんな世界線とはオサラバしなければなりません。
そのためには当然Dメールを使う必要があるわけだが、ラボメンはみんな敵。
だいたいこんなあらすじですね。
基本的にはオカリンの視点なんだけど、萌郁の独白も多いので萌郁の物語でもあります。
9章とはまた別の萌郁ルート、といったところでしょうか。
この二人の絡みは本編では限定的なものだったので、こういう風に絡むととても新鮮ですね。
オカリンに命を救われた萌郁は、今度はFBとオカリンに依存しているようです。
今のオカリンが今までのオカリンとは別人だと知っても、オカリンのために世界線を変える手伝いをすることを決意します。
この決意は、オカリンが本編でさんざん悩んできたことと同じ性質のものでしょうね。
ゲーム本編でのオカリンの葛藤を思うと、萌郁も相当悩んだだろうことは想像に難くありません。
このドラマCDのテーマの一つがその辺にあるのかも。
そのエンディングは、本編にはなかった萌郁ENDと言っても差し支えないでしょう。
これも一つのグッドエンドかもしれません。この直後にまゆりが死んだりするのかもしれないけど。
今回は聞き所が多すぎて一つ一つ書いていくとキリがなさそうなのでこんなもんで。
ドラマの中で萌郁が「本質は変わらない」的なことを言ってたけど、
もしかしたらこの世界線でのオカリンがラウンダーになった、あるいはラウンダーを続けているのは、
まゆりの治療費を払うためだったのかもしれませんね。
そういえば、ふと「もし世界線が変わる前にオカリンが死んで、直後に世界線が変わってオカリンが復活したら、オカリン主観でその記憶はどうなるの?」なんて疑問が沸いたりもしました。
世界線が変われば当然オカリンは生きてるわけで、でもオカリンだけはリーディング・シュタイナーを持ってるわけで。
臨死体験とか…いや、普通に死んでた間の記憶がないとかそんなオチだろうか。脳組織の壊死の状態にもよるのか?
世界線改変後に突然廃人になるかもしれません。怖いですね~恐ろしいですね~。
最後に、発端がルカ子のメールなためか、ルカ子の出番がそれなりにあります。
画伯の演技もなかなか良い、下手したらゲーム本編よりも良いので、ルカ子ファンにもオススメです。
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